最後にヘンリーが呟いた言葉は?考察 映画『ステイ-Stay-』
(画像:©Stay/ Universal Twentieth Century Fox Film Corporation)
『ステイ-Stay-』2005年
この前見た映画『ステイ-Stay-』の考察を少ししたいと思います。
正直かなりマイナーな作品です。公開当時もまったく話題にならなかったのだとか笑。一つ注目すべきは若かりし頃のライアン・ゴスリングが出演していることぐらいでしょうか。
この作品のストーリーについて考察したものはネットにいくらでもあるので長々と書く必要もないかと。出来るだけ短くします。
この記事ではタイトルにもなっている
最後にヘンリーが呟いた言葉
について、私の予想を聞いてください。誰もこのことについて書いてなかったのでね。じゃあ私が書こうかと。誰か疑問に思った方の手助けになればと思います^ ^。
あと最後に私の感想を…って
興味ないとか言わないでくださいよ?笑
ストーリー
精神科医のサムはヘンリーという青年の治療を担当することになる。ところがヘンリーは自殺を予告したっきり姿をくらませてしまい、サムは街中探し回るが…。
最後について
物語の進行中、何度も同じシーンが繰り返されたり、デジャヴが起こったり。
謎を深める要素がたくさんありますがこれは最後まで絶対に分かりません。なぜなら
すべて最後のシーンの布石だからです。
↓ここからネタバレ注意↓
物語は全てヘンリーの想像です。不運な事故にあい薄れゆく意識の中、周りにいる人達から空想の世界を組み立てたのでしょう。
そしてそこにはヘンリーの願望が含まれています。
目の前の人が精神科医で、病んだ自分を救ってるのではないか、
同じく事故にあった両親も実は生きているのではないかなど様々。
主人公のサムが恋人に結婚指輪を渡せずに悩んでいるのもヘンリー自身を投影しているのでしょう。
また、ヘンリーには芸術の才能があり、
独自の世界観を創り出すことができる
と称されていました。これらも含めて伏線だったのでしょう。
ヘンリーの最後の言葉
そしてヘンリーの最後の言葉。口パクで字幕すら出ていなかったので、本当に何をいったは不明ですが、わたしには
Stay with me.
(そばにいてくれ。)
と言っていたように見えました。口の動きにも合っていますし、タイトル回収ではないかと思われます。
もしそうだとしたらすげぇ悲しい…
感想
ネットでは退屈に感じたという人もチラホラ見ますが、個人的にはメチャクチャ好きです笑。最後のヘンリーが「結婚してくれ」と呟くところで心臓を握りつぶされたような気持ちになりました。とにかく悲しい…。とても心に残る映画でした。
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はい。