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【初代ガンダムの凄さ】天才シャア・アズナブルの復讐劇【機動戦士ガンダム The Origin】漫画&アニメ紹介

どうも!

今回、さっそく紹介するのはこちらの作品。

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(出典:機動戦士ガンダム The Origin 9巻)

機動戦士ガンダム The Origin

ガンダムといえば、ロボットが派手に戦うアクションアニメだと想像する方が多いでしょう。

最近の作品はそういった傾向が強いので否定はしません。

しかし、一番初めに作られた作品、【初代ガンダム】は違います。

戦争であることを強く意識して作られ、多くの哲学的観点を持った名作でした。

初ザコ一般兵が死に際に恋人の名前を叫ぶアニメなんてほかに存在しません。

しかし、実はこの物語の裏でもう一つの物語が進行しているのです。

こちらがなかなか興味深い。

一言で表すと、

それは

復讐劇

です。

シャア・アズナブルというとんでもない才能をもって生まれた男による、哀しい復讐の物語なのです。

今回は絵が綺麗なのとシャアにさらに焦点が当たっているという理由で、初代ガンダムの漫画リメイク作品【The Origin】を紹介していきます。

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(出典:機動戦士ガンダム The Origin 9巻)

注意!!

この記事では端的に紹介するため、かなりストーリーを省略しています。

既に物語を知ってる方の中には「コイツ間違った事を言ってるぞ!」と思う方もいるでしょう。

そんな方に一言いわせて貰います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すみません。

 

 

世界観

増えすぎた人類は宇宙に進出。

スペースコロニーと呼ばれる人口の居住地に住み着きます。

しかし、宇宙には地球のように資源がありません。

コロニーは地球の植民地として扱われ、不当な扱いを受けるのでした。

そしてついに堪忍袋の尾が切れ、コロニー居住者は独立を宣言します。

そして彼らはジオン公国を名乗り、地球連邦と激しい戦争を始めるのでした…

 

シャア・アズナブル

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(出典:機動戦士ガンダム The Origin 2巻)

シャアはジオン公国軍(以下ジオン)のエースパイロットです。

めちゃくちゃ貢献してます。

そんな彼を見て、

「よほどジオン軍に忠義があるんだな〜。」と思うでしょう。

しかし、実際は違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャアはジオン軍が大嫌いなんです。

ではなぜそんなとこに所属しているのか。

ここで彼の過去を振り返ってみましょう。

 

キャスバル・レム・ダイクン

シャアの本名はキャスバル・レム・ダイクン

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(引用元:https://moteradi.com/origin00)

なんと宇宙民の伝説的指導者、ジオン・ズム・ダイクンの息子です。

しかし彼の幼少時代、事件が起こります。

父であるジオン・ズム・ダイクンが演説中に死んでしまうのです。

これを機に宇宙民内での権力争いが巻き起こります。

トップに立ったのは『指導者ジオンの右腕』と呼ばれていたザビ家の長、デギン・ザビ

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(出典:機動戦士ガンダム The Origin 9巻)

あっという間にザビ家の独裁政治が始まります。

ここで一つとんでもない疑惑が浮上します。

 

 

ジオン・ズム・ダイクンはザビ家に暗殺されたのではないか?

というものです。

権力争いでライバル達を下し、勝ち誇っているザビ家。

ザビ家の長女、キシリアがダイクン家の長男であるキャスバル一対一の対談を申し込んできます。

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理不尽な要求を押し付けるつもりです。

この時キャスバルは11歳、対談なんかできるわけがありません笑。

キシリアもそう思って余裕ぶっこいてました。

しかし、

 

 

 

 

 

 

 

 

対談でキャスバルキシリアをボコボコに論破してしまうのです。

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(出典:機動戦士ガンダム The Origin 9巻)

カッとなったキシリアキャスバルに手錠をかけて脅します。

「今やザビ家が国を治めている。私の権限があればあなたを牢獄にいれる事もできるのよ!」

こういった脅しに対しても一切引かないキャスバル

「僕はジオンの息子だ!大人になったらあなた達を従えるんだ!」

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(出典:機動戦士ガンダム The Origin 9巻)

これを見たキシリア

「このガキヤバい…!!」

と恐れおののきます。

このままキャスバルをほっといたら将来とんでもない事になると判断したキシリア

彼とその家族をザビ家のいる本国から遠く離れたど田舎に飛ばします。

そして「もし本国に来ようものなら殺してやる!」という事で常に監視をつけます。

それからキャスバルとその家族はひっそりと田舎生活を送るのでした。

 

しかし、この時のキャスバルがいったいどういった子どもだったのか、

ハイスクールの校長はキャスバルのことをこう称します。

「これまで多くの生徒を見てきましたが、彼のような子は見たことがありません。

明晰な頭脳、鋭い感性、類稀な傑出した素質を持った子です。」

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(出典:機動戦士ガンダム The Origin 10巻)

彼の心は復讐に囚われていたのです。

そしてある時、キャスバルは1人の青年に出会います。

彼の名前はシャア・アズナブル

奇妙な事にキャスバルと見た目がソックリなのです。

唯一違うのは眼の色だけ。

そこでキャスバルは思いつきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シャアを殺して入れ代わろう。」

こうしてキャスバルシャア・アズナブルとしてザビ家のいる本国へと向かうのでした…

 

 

ニュータイプアムロ・レイ

ガンダムの世界にはニュータイプという概念があります。

これは宇宙に進出した人類がその環境によって進化し、第六感が発達した者が現れるというもの。

その第六感の正しい定義は曖昧ですが、共感力が増し、他の人と話さずとも分かり合う事ができるような力ではないかとされています。

エスパーみたいなものですね。

 

今更紹介しますガンダムパイロット、

アムロ・レイ

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(引用元:https://p-bandai.jp/item/item-1000135768)

最初はシャアにボコボコにやられます。

しかし、アムロは戦いを続けるうちにニュータイプとして覚醒を始めるのです。

あれだけあった実力差はドンドン縮まり、最終的には…

 

終わりに

ガンダムの紹介だというのに全くガンダムが出てこないというとんでもない記事になってしまいました笑。

でも私が思うガンダムの魅力は、戦闘シーンよりもこういった人間ドラマの部分にあると思っています。

なのでロボットに興味がない方にも是非見て貰いたいです。

今回紹介したシャアの過去は、

機動戦士ガンダム The Origin 

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(引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/349231 )

というアニメ作品として映像化されています。

映像も綺麗で見やすいので、興味ある方は是非ご覧ください!

 

それでは!

 

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